福井新聞で紹介されました |
2012-06-15 Fri 11:04
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2012年度川西先生医療講演会ご報告 |
2012-06-10 Sun 22:19
今回は、医療講演、歌の集い、交流会と3部構成のフルコースで行われました。 次に、去年も会場に来られた方に配られましたが、「ウィル・ボウエン」の著書【もう不満は言わない】で紹介されている「不平不満を言わないようになれば、良いことがたくさん起きるはずだ」という発想に基づいた紫のブレスレット、今年も配られました。 私も昨年頂いてから着けているのですが、恥ずかしい話ですが2日も経たずに付け替えるという体たらくです。不満を言わないということは難しいものですね。でも前向きにチャレンジしています。 それから、高柳和江著の「笑いの医力」という本を紹介され、「笑い」が、どれだけ身体に良い影響を与えるかということを理解するため読んでみましょうと話されました。 次に食生活での鉄分の摂り方についてのお話がありました。学会の昼休みのセミナーで出たお弁当鉄制限食の写真を出し、鉄制限のコツについてお話しされました。もともと日本人は貧血になりやすい国民なので、医師に注意されない限り、あまり気にしないでください。鉄には植物性のものと動物性のヘム鉄と呼ばれるものがあり、気を付けるならば吸収率が高い動物性の鉄分は、摂りすぎに注意してくださいと話されました。 今回は、司会を務めながら、来場者の応対などをしていたので、順番がバラバラかもしれませんが、ごめんなさい。 肝がんの治療はこれまで外科的治療が多かったが、内科的治療が主流になってきている。一例として、肝がん患者のビデオを見せて頂きました。ビデオでは、ラジオ波焼灼術を用いた肝がん治療の様子が生々しく映し出されていました。ラジオ波焼灼術や動脈塞栓術等のIVR(画像誘導下に、針やカテーテルを用いて行う、経皮的な診断手法および治療行為の総称)技術の進歩によるところが大きい。切らずに済んだら身体にも負担は少ないし良いですよね。肝硬変でもインターフェロンを使った治療が出来るようになっているので、積極的に治療してほしい。中には、治療がうまくいって、肝硬変が治って元のきれいな肝臓に戻った例もあるそうです。 IL28Bなどの遺伝子検査は、不確実であり、実際に治療してみないとわからないことが多い。効きやすいタイプと判定されても効かなかった人もいれば、効きにくいと言われた人で、ウイルスが消えてしまった人もいる。 以上聞けなかった内容もあったりするので、全てではないことをお詫びします。 この後、質問コーナーを設けて頂き、患者さんの治療の相談にひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。 中でも肝がんの疑いのある患者さんの相談は深刻なもので、身に摘まされますが、他にも、治療法に迷われている方の相談に丁寧に明快にお答えいただきました。 第2部は、川西先生と来場者との歌の集い。先生の弾き語りに合わせて皆で大きな声を出して楽しいひと時を過ごしました。私もCDを良く聞いていたので、先生の曲も覚えてしまい、一緒に歌わせていただきました。 第3部は午後から患者会の皆さんとの交流会です。 机を□型に並べて、先ず最初に自己紹介から始めました。皆が治療や生活に対するそれぞれの思いを話されました。しかし、やはり話題は治療の事が中心で、さながら2部の質問コーナーのようになってしまいました。でも皆さん先生の温かみある話に満足されている様子で、皆さんにとって貴重な体験になったようです。 この後、ちょっとしたハプニングはありましたが、無事終えることが出来て良かったです。先生には本当に感謝です。 |