ペグ・リバ日記(ウイルス性肝炎に負けるな!)

ウイルス性肝炎は国の薬事行政のミスから生まれた「医原病」です。原因とその被害の蔓延の責任が国にあるのは明らかです。全国350万人以上のウイルス性肝炎患者全員の平等な救済を勝ち取るための闘うブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

別窓 | スポンサー広告
∧top | under∨

改正臓器移植法施行 それぞれが、命考える社会に

 「誰かが死んで私が生きていいの」。重い心臓病に苦しむ小学校5年生の女の子が、国会で臓器移植法改正の議論が続くなかで「よかったね」と言った母親に、泣きながら、こう言った。昨年6月の法改正の動きにあわせ連載した「」に寄せられた手紙につづられたエピソードだ。
 昨年7月、臓器移植法が12年ぶりに改正された。臓器提供の年齢制限はなくなり、15歳未満の臓器提供もできるようになり、本人意思が不明な場合は、家族の同意で提供が可能になる。改正法は今年7月に施行され、手紙の母親が望んでいた状況に近くなる。
 法改正の目的は大きく2つ。1つは、年間10例程度と少ない臓器提供を増やすこと。施行後は提供増加が予想されており、日本移植者協議会の大久保通方理事長は「平成23年度には80例程度まで増えるのではないか」という。もう1つは、事実上国内で不可能だった小児の心臓移植を可能にすること。小児の脳死判定基準整備などの問題を解決する必要があるが、少なくとも「道」は開かれる。
 しかし、改正法は、冒頭の少女のような臓器提供を待つ人の「罪悪感」を払拭(ふっしょく)することはできるのだろうか。 全国交通事故遺族の会は「他人の死を待つ医療」と題する意見書を発表した。そこには「自分や家族の命を助けるために、誰かが死んでくれるのを待っている、そんな構図の上に立つ医療は、医療とは呼べません」と記されていた。 確かに脳死移植は、誰かの死がないと成立しない。だが、ある医師は「移植は『人の死』を待っているのではない。言葉にするのは難しいが『善意』というか『愛』というか、無償のプレゼントを待っているんだ。難病で苦しみながら移植を待つ患者が、罪悪感にさいなまれる社会はおかしい」という。
 改正法では生前に臓器提供しないという意思表示ができ、家族も脳死判定を断れると規定している。もちろん、提供を断ることは責められるべきものではない。改正法はすべての人に、臓器提供するかを考えてほしい-と呼びかけているともいえる。それぞれが真剣に考えることが、医師がいう「おかしな社会」を変えられるかもしれないのだ。 改正法施行後、運転免許証などで臓器提供の意思を拒否を含めて表示ができるようになる。自らも移植を受けた経験を持つ大久保さんは「これをきっかけに移植について真剣に考えてもらいたい」と願っている。
2010.1.2 19:48 産経ニュース(溝上健良)



 臓器提供の要件を緩和する今夏の同法改正以降は脳死判定例が増えるとみて、実際の移植数も伸びるだろうと思っておりました。しかし、昨年2月に81例目の手術が行われてから、11月に82例目が行われるまで、7月に法改正されたというのに実に280日も臓器提供が途絶えていたのです。脳死移植が行われるようになって、次に手術が行われるまでの最長期間となったのです。これをどう捕らえていけばいいのでしょう。
 臓器提供に必要な「意思表示カード」の所持率低迷、脳死判定できる臓器提供施設の少なさといった課題が浮き彫りになったのではないでしょうか。
 
日本臓器移植ネットワーク(東京)によると、配布したカードは約1億3千万枚に上るが、内閣府の2008年9月の世論調査で「カードを持っている」との回答は8・4%にとどまったとの発表がありました。結局カードの所持がないため、更には亡くなったのが脳死判定できる臓器提供施設ではなかったなどの理由で実現しない場合が非常に多いのだそうです。もう一つは、移植医療が行われている施設が少ないことがあげられると思います。これらの事は国が動かなければ難しいことのように思えます。
 記事にもありましたが、国民も法改正をきっかけに移植について真剣に考えていかねばならないのではないでしょうか。

スポンサーサイト
別窓 | ニュース | コメント:2 | トラックバック:0
∧top | under∨
<<音楽は素晴らしい! | ペグ・リバ日記(ウイルス性肝炎に負けるな!) | 今年も宜しくお願いいたします>>

この記事のコメント

本当にそう思います。命が助かった人が心から良かったと思えること、それがなされないでいては、なんのために救われたのか。いろんな病気もそうですよね。医療費が無料になったとしたら、税金や保険を自分たちのせいで使っていいのかって、そんなことを思わせてしまう社会や教育って、自分が幸せに生きてこそ、社会のためになるのだということをもっとうれしく思える教育になっていって欲しいです。
2010-01-05 Tue 23:13 | URL | Kawanishi #-[ 内容変更] | top↑
ありがとうございます。
「ドナーとなってくれた妻に感謝、いつも暖かく見守ってくれている家族や友人に感謝、私に第2の命を下さった医師や医療に感謝、社会にも感謝です。」
 今、こうして明日を迎えられる喜びを感じながら、感謝の気持ちを忘れず生きていければと思います。
 更には、自分の体験を伝えることも、私に課せられた重要な役割であるように思っております。
  
2010-01-06 Wed 16:12 | URL | peguriba #-[ 内容変更] | top↑
∧top | under∨
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック

∧top | under∨
| ペグ・リバ日記(ウイルス性肝炎に負けるな!) |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。